お花見というものが好きではないのです。
何がいやかと言うと、まず寒い。
空気の緩む3月下旬と言えど、夜間に座ったきりというのは
寒くて敵わない。
床に敷いたビニールシートもゴツゴツとした地面の硬さと
冷たさがダイレクトに伝わってきてより厳しい。
あたりは酒と食べ物の臭いが充満しているし、トイレも汚く混む。
桜だって歩いているときくらいしか見ないし、暗いし意外と白くて
写真にとっても興が醒める。
穏やかに晴れた昼間に、気心の知れた友達と二人か三人くらいで
ぼやーっとビール1本飲むくらいの感じが良いなあ。