肉まんが好きだ。
温かくて柔らかくて、持ち上げてみるとずしっと重い。
あちち、と両手で交互に持ったり指先で摘まむように持ったりしながら
恐る恐る噛みつくと、ふわっと甘い。
幸せってこんな形をしているんじゃないかなんてことを思ってみたりする。
中身のお肉の餡もたまらなく好きだけど、やっぱり噛みつく瞬間が一番好きだ。
最近のコンビニでは夏でも肉まんを売っている。
今年そのことに気が付いたのだが、どうやら数年前からそういうものらしい。
肉まんの什器を見かけると、冬が来たなあ…なんて感傷に浸っていたものだが、
私のほうで勝手にシャットアウトしていただけのようだ。
肉まんはいつ食べても美味しい。最高だ。
夏だって食べたい。大好きだ。
京都に引っ越してきて1ヶ月とすこし。
既に2回くらい肉まんを買っている。
スーパーで買った蓬莱のチルドは豚まん表記だったけど、コンビニは肉まん表記だった。
さすがに全国チェーンとなると商品名は共通なんだなーと思っていたら、
「からし付けますか?」と不意打ちをくらった。
お願いしたものの、塗り忘れてそのまま食べてしまった。不覚。