パプリカ感想

パプリカ

2006年東京

 

場面やモチーフがコラージュされていて夢の雰囲気が出ている。

夢のモチーフに土着的なものが多く、科学技術と対になっている。

パプリカが使うバーもラジオクラブというなまえのオールドなスタイルのバーであり、登場したエレベーターや映画館も数十年前の雰囲気のものだった。

夢の中ともなるとさらに近未来的になっていても良さそうだが、人は自分の見聞きしたものしか夢見ることができないから、こういうものなのかもしれない。

独特のきれいな絵と癖のある音楽で中毒になりそうな感覚。